卵巣がんからの生還

2019.がん発覚から生還までの記録

㉖手術から1年経過

2020年8月23日
手術から1年たちました!

毎日お祝いでご馳走とビール🍺飲んでます。

カーブスも再開しました。

セカンドオピニオンで転院を受け入れてくださった先生にお礼状も書きました。

髪の毛もベリーショートでパーマかけてる人風に伸び、美容院にも行ってます。


去年の今頃は…とつい思い出してしまう。

また1つ、思い出した!
抗がん剤治療を始めて1ヵ月後の2019.7月。
半年前に予約していたクラブツーリズムのクラシックのコンサートに行ったこと。
病気が発覚して抗がん剤治療が始まったら行かれないと思い込んでいたけれど、ウィッグかぶって行ってきた。

ベートーベンの「運命」交響曲
なんの皮肉か、因果か…。

ジャジャジャジャーン♪
ジャジャジャジャーン♪
始まると同時に涙が溢れて、しばらく止まらなかった。

サントリーホールのステージ正面から見て左側の2階席。
楽団から近い席だったので、あるいは泣いてばかりいる観客を見つけた楽団員さんもいたかもしれない。

どうしてあんなに涙が溢れたんだろう?
ガンになったから?
抗がん剤治療が辛かった?
先々の治療が不安だった?

理由は分からない。

ただオーケストラの音が私の耳からだけでなく、全身の細胞を震わせて入ってきたのだ。

それは確実に活気として全身に入ってきて、治療に立ち向かう力になった。


音楽の力は素晴らしい!

コロナ禍の現在、コンサートやライブは難しい状況だけれど、早く聴きに行きたいですね!