卵巣がんからの生還

2019.がん発覚から生還までの記録

㉕抗がん剤治療の影響…痺れ

抗がん剤治療の副作用で今だに残っているのが、痺れの症状です。

手指の先が痺れて、字を書く時に震えて元々の悪筆が更に下手くそになりました。

足の痺れは、指の付け根から足裏全体。
いつも厚底靴を履いているような不思議な感覚です。
会社に行くようになると座りっぱなしのせいか、足の甲全体も痺れ、大丈夫か心配になりました。

2020.7月現在、手指先の痺れは気にならない程度に回復。
足裏は指の付け根から土踏まずの間が常に痺れています。
少しづつ痺れの範囲が狭くなってきているように感じるので、いずれは無くなると信じています。

コロナの影響で運動もままならない日々が続いていましたが、市民プールが再開したので週1通い始めました。
左足の浮腫に効果があるので、プール再開はとても喜ばしいことです。

カーブスも営業自体は再開していますが、私は重症化リスク対象者ということでまだ休会状態。
筋トレも大事なリハビリです。
カーブスプロテインだけは欠かさず飲んでいます。(カーブスの回し者ではありません笑)


全て元どおりとはいきませんが、去年の不安で不安でたまらない状態とは雲泥の差の今年。
コロナのリスクはあるけれど、お酒も食事も美味しく頂ける日常が戻って毎日楽しい限りです。

「去年の不安で不安でたまらない状態」と書きましたが、当時の私は不安よりも「治すことに夢中だった」という方が正しいかも。
お医者さんの指示に従って抗がん剤治療に通い、その副作用と戦い、手術入院に耐え。
夢中で過ごした日々…。

その日々をブログに書き溜め今読み返すと、
なんて大変な辛いキツい日々を過ごしていたんだ! と改めて思い知らされます。

でもでも、生まれてこのかた、一気に時間をワープすることは出来なかったし。
いつでも、どこでも、毎日毎日1分1秒は同じように過ぎて。
知らず知らずその時々の環境に慣れて行き。
身体は少しづつ少しづつ治る努力をしてくれて。

そう! 自分の気持ちは明であれ陰であれ、身体は治ることを止めなかった!

細胞の1つ1つが治ろうとしているなら、私がすることは気持ちを明にすることですよね!

何年後か、何ヶ月後かに来るであろう再発を恐れることじゃない。
治った今を喜び、できることを続け、今日一日に感謝して明日を迎える準備をすること。

人間、いや生きとし生けるもの全ては、生まれた瞬間から死に向かっているんです。
何を恐れることがあるだろう?

生まれる以前、自分はどこにいて何をしていたのだろう?
そんなこと分からない。考えても考えても答えは出ない。
高校時代、よく考えました。
哲学者の言葉に耳を傾けても分からない。
いろいろな宗教を紐解いても納得できない。

ある日、考えるのを止めました。

死んだら元いた所に戻る。
だから、恐れることはない。

それがたどり着いた処です。

そして、宇宙と共にある己。
もしかすると、自分の恐れは宇宙自体の恐れ?

今日は🍺ビール飲んで書いているので、ちょっと飛躍しすぎてるかな…? 笑笑