卵巣がんからの生還

2019.がん発覚から生還までの記録

㉔番外編…快気祝い

2020.7.2(木)
とても嬉しい日だったので、番外編として。

今日は前々から行きたかった三笠会館の鉄板焼レストランに行きました。

ビールを飲みながら、ホタテとサーモンを目の前で焼いてもらって食べ。
ワインを飲みながら、ロース肉を焼いて切り分けてもらったものを塩胡椒やステーキ用ソースで食べ。
野菜炒めを食べて最後にガーリックライスとお味噌汁。
主食が終わって部屋を移り、デザートの
柚子シャーベットを頂いたところで
お店の方からサプライズが!

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注文をした時に鉄板でお料理して下さるコックさんが「今日は何かのお祝いですか?」と聞いたので、「去年病気をしたので快気祝いです。」と答えていました。
単なる世間話のつもりだったのですが、このサプライズの為だったのですね。

酔いも手伝って、思わず涙があふれてしまいました。
去年の今頃は抗がん剤治療で食べ物がまずくてまずくて辛かった…。
無事手術でガンを取り切れたとお医者さまには言われたし、自分でも治ったと言っていたけれど。
再発に関するネット情報は怖くて見られない。
内心、ビクビクしていた自分に
治ったんだよ! おめでとう!
って、言ってもらって本当に嬉しかったんです。

夜のニュースでは池江璃花子さんが
病気になっても辛い治療を乗り越えて強くなった自分を見て誰かに勇気をあげられるように
なりたい
と話していました。
私も正に同じ心境です。

何かに秀でている訳ではない私。
神様が助けてくださったのは、きっと、
93歳の義母と83歳の実母の面倒を見る為かな。
誰かの力になれることは幸せなことだと、
今は心底思えます。