卵巣がんからの生還

2019.がん発覚から生還までの記録

㉑術後抗がん剤治療まで

9月6日退院からしばらくは、
*重い物を持たない。
*消化のよいものを食べる。
この2点に気をつけて、家事も子供や旦那さんにやってもらいました。

消化のわるいもの、繊維質の多い食べ物はイレウス(腸閉塞)になる可能性大なので要注意です。イレウスの治療は相当苦しいと他の人のブログを読んで恐怖心増大…。

病院内のコンビニに「退院後の100日レシピ」なる本があったので、迷わず購入し子供たちにリクエストして作ってもらいました。

1週間くらいは家の中でだけ寝たり起きたり。9月10日くらいから外に散歩に出るようにしました。
ちょうどいい距離にコンビニがあり、往復で2000歩。
ふらつくこともあるし、ゆっくりしか歩けないので、以前母が骨折した時に使っていた杖を持っての散歩です。
まだ残暑もあったので、散歩は主に夕方、夕陽に向かって川沿いの道をゆっくりゆっくり。

歩くことは全身の筋力アップに繋がると実感する毎日。

9月13日には、久しぶりに自分で車を運転して隣の駅にあるイトーヨーカドーで買い物。

9月14日 旦那さんと隣駅の蕎麦屋でランチ。
1300歩。

9月15日 デニーズでランチ。2069歩。

9月16日 映画「記憶にございません」をみる。
中井貴一主演のコメディ映画。面白かったですが、同じ姿勢で2時間超はちょっときつかったかな。2286歩。

9月17日 2083歩。

9月18日 術後外来。旦那さんに付き添ってもらって電車での通院。座っている状態から立ち上がる時にまだ内臓が下の方に押し下がる感じがして早く動けず、お尻を押し上げてもらって立ち上がります。杖をついてどっこいしょのかけ声と同時に。
先生にその状態を伝えると、
「だいぶいじりましたからね。」とニヤリ。
時間が経つのを待つしかないのか、とガッカリ。
しかし、内診では経過順調と聞きニッコリ。

9月21日 1年前から楽しみにしていたイベントに参加。新卒時に入社して5年間働いた会社でOB会が発足したので、発足会のお知らせが1年前に来ていたのです。
まさか病気になるとは思っていなかったから、一も二もなく参加と返事していました。
手術した8月23日時点では到底行かれないだろうと思っていたのに、杖をつきながらウィッグをかぶりながらでも参加できたことは大きな喜びでした!
逆に言えば、参加したい強い気持ちがあったからこそ散歩リハビリに積極的になれたのでしょう。
杖をついていたので会う人ごとに足をどうかしたのか聞かれ、「ガンの手術したの。まだ術後1ヶ月経ってないのよ。」と正直に話しました。ハイテンションで話す私に皆んなビックリしていたけれど、中には「実は自分もガンで半年入院していた。」という方もいて「ガン友ですね!」と意気投合。以降、メールやり取りするように。

9月22日 ずっと痛かった左下腹の痛みがなくなる。

9月26日 腫瘍内科。術後抗がん剤治療は、9月30日からとなる。