卵巣がんからの生還

2019.がん発覚から生還までの記録

⑬いよいよ手術へ…入院した日のこと

8月21日入院
差額ベット代のかからない病室を希望したので、4人部屋の廊下側です。

血液検査をすると血糖値が99。
標準値は80〜90なのでちょい高め。
1日3回血糖値を測ることに。
150以上でインスリンを打つとのこと。

昼ご飯から病院食が始まりました。

14時になると手術担当の先生から説明。
夫と娘が一緒に説明を聞いてくれました。

「骨盤内の臓器を全て取ります。
腸や膀胱にもガンがあれば症状に応じて切り取ります。開いてみないと分かりません。
手術にかかる時間はおよそ5時間。
もし、ストーマ(人口肛門)になる場合は8時間くらいかかります。」

夫が先生に聞きます。
「この手術は難しいものですか?」
先生曰く。
「一般的には難しい部類と言えます。
しかし、私がこちらの病院に来て1年ちょっとですが、この手術は何度も経験していますから。」
少し微笑んだようにも見えました。

全てをこの先生にお任せして、私は「まな板の上の鯉」になろう!


夜ごはんは18:00。
血糖値100。大丈夫。インスリンは打ちたくないよ。

21:00 消灯。
緊張で疲れたのか、すぐに眠ってしまいました。


次回へ続く。